GREEN WISE

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Slow Green Christmas 2023 – The Return of the Christmas Tree

毎年たくさんの人や街を幸せに包み込むクリスマスツリー。しかしその裏で、装飾後にゴミとして捨てられる木が多くあることはあまり知られていません。グリーン・ワイズでは、クリスマス装飾のためだけに利用されゴミとして廃棄される木を減らすため、毎年「Slow Green Christmas」として、様々なサステナブルなクリスマスのアイデアを実施しています。

昨年「Slow Green Christmas」で装飾を行った外資系コンサルティング会社様。今年も引き続き、なるべく自然に負荷をかけない形でのホリデーデコレーションを実施いたしました。

1年振りの再会!大きくなった国産モミのツリー

こちらのツリーは、昨年使用したモミの木を装飾期間後に廃棄せず、グリーン・ワイズ多摩本社にて管理を続けたものです。再びこの場所でツリーとして活用できるように1年間管理を行い、約40-60cm大きく成長しました。昨年室内で装飾に使用しダメージが残った状態の木ですので、ツリーの理想とされる左右対称の三角形のフォルムとは違った形で枝が伸びたり、葉の色味に変化がある可能性もあります。そんな部分も個性として受け入れ、植物の命を無駄にしないというテーマでツリー装飾を行いました。

プランターは昨年に引き続き、森林農業の過程で出る枝や樹⽪残材をリサイクルして制作された鉢を採用。
オーナメントも昨年同様、再生可能なガラスやペット素材等のオーナメントと、東日本大震災の復興手ぬぐいをリメイクしたリボンオーナメントを追加したツリーも。就労継続支援B型事業所「幸呼来Japan」さんがリメイクしたものをご用意いただき、さらに想いが詰まった飾り付けとなりました。

枯れ姿も美しい ドライクリスマスツリー

環境の変化に馴染めず、残念ながら装飾期間中に枯れてしまうモミの木も。
枯れること=悪いこと=”撤去する”という従来の考えではなく、これも【自然の営み】のひとつとして受け入れるという考えにご共感いただき、ドライフラワーを加えることでドライの質感をそのまま活かした新しい形のクリスマスツリーに進化させました。アンティークな色合いのツリーは、オフィスに優しい温もりを与えてくれます。

こちらのドライツリーは装飾期間後にチップ化を予定しています。木の姿のままで楽しみ、最終的には姿を変えて活用し、ゴミとして廃棄しない選択を続けてゆきます。