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屋上庭園の四季

四季を感じる庭。それは昔から日本に深く根差した文化のひとつでもあります。
グリーン・ワイズ本社の屋上庭園には、100種類以上の宿根草を中心とした草花、そして日本古来から自生する樹木が植えられており、四季の移り変わりとともに景色がどんどん変化します。そんな四季を通した庭のシーンをご紹介します。

夏の庭

ここでは、四季の中で最も色濃く、鮮やかな季節である夏のお庭の様子からご紹介したいと思います。街中を歩いていても太陽がじりじりと襟足を焦がします。アスファルトに照り付ける光の反射が目に痛いくらいの日差しは、人間にとっても、植物にとっても、過酷なシーズンの到来を告げます。


見上げるような青空が続いたかと思うと突然の雨に見舞われたり、お天気に振り回されながらもたっぷりの光りとたっぷりの水でぐんぐん育つ庭は、まさに自然界の循環と営みそのものを表しているようです。


日差しが強い日中も鮮やかできれいですが、夕暮れ時の陽が傾いたときが最も庭に表情が出る時間です。

秋の庭

やっと日差しが落ち着いてきて、あたりが暗くなるのが早くなったなと感じる頃。少し柔らかくなった光に包まれて、草花が気持ちよさそうに揺れます。

日中、あちこちで飛び跳ね、飛び回る虫の動きやじりじりと照り付ける太陽の光りがだいぶ落ち着き、草花が夏の最後を楽しむように、または夏の疲れを癒すようにのんびりと、涼しくなった空気の中で呼吸をしているのが分かります。

夕方の冷え込みが植物を徐々に紅葉へと導きます。



私たちのちょっとした発見は、花が終わった後の草を刈りこまず、そのまま残しておいたことで見られた下草類の小さな紅葉の様子。

そして花枝も剪定せずに残したことで、そのシルエットが夕日に浮き上がる何とも言えない優美な秋のシーンが自然と広がったのです。花が落ちた後の種の形、枝や茎の骨格が浮き上がり、野趣あふれる空間が現われた時、花盛りだけが庭の楽しみじゃない、ということに気付かされたのでした。


冬の庭

それは寒々しくて何もない場所を連想させるかもしれません。しかし宿根草や四季のサイクルに則って一生を終える植物にとって冬はなくてはならない季節です。

刈り込みはぎりぎりまで行わず、枯れ枝や茎、花がらを残しておいたことで寂しさを感じさせない、植物の素材そのものに触れられる庭を意識しました。

この冬、屋上庭園ではしっかりとした雪が降り、一面が銀世界となりました。深々と降る雪は、新たに春が訪れる前に庭を一旦眠りにつかせるように静粛で包み込みます。

もしかしたら冬は四季の中で一番美しい季節かも知れない。そう思わせてくれる景色が広がりました。「あと少し。春が来るからその前に一度ゆっくり休んでください。」まるでそう植物たちに諭すように。



春の庭

雪が解け、春の訪れをいち早く察知してまずは球根が顔を出します。クロッカス、スイセン、ムスカリ。クリスマスローズも開花し、徐々に春の芽吹きが始まります。

チューリップが次々と咲き始めるといよいよ、待ってましたとばかりにあちこちで様々な花が上がってきます。ここまでくると日ごとに庭の雰囲気が変化しているので、毎日庭に出て観察をします。




春らしいピンクや白、淡いオレンジが咲き乱れ、ずっと庭にいたくなるような景色です。あの冬があってこそ、この命の芽吹きがこんなにも愛おしく、力強いのだな、と改めて思わせる景色が広がるのです。


草花や低木、樹木の織り成す景色を、四季を通じて楽しめるこの庭では、定期的に生物多様性調査を行っています。IPM(総合的病害虫管理)のもと、環境、植物、生き物に配慮した手法で管理をしており、年間でたくさんの鳥や昆虫が行き交い、人間のみならず、自然界の生き物にとっても憩いの場所となっています。

グリーン・ワイズではこの庭を、我々が掲げる「自然と共生する環境」を象徴する場所として地域の方々、日頃お付き合いのあるパートナー様、取引先様をお招きしてお庭をご案内する機会を設けています。詳細については pr-center@greenwise.co.jp までお問い合わせください。