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NHK大河ドラマ「平清盛」のテレビ舞台造園のご紹介

グリーン・ワイズは、1953年より現NHKのテレビ舞台造園を担当しています。 NHKの大河ドラマ第51作目となる「平清盛」では、表現の質を高めるために新しい手法に挑戦しています。

これまで、テレビ舞台造園のために撮影スタジオで使われる植木は、根元が目立たないように草などでカバーをしていました。今回の手法では、ただ根元を隠すのでは なく、根が地面から自然な形で隆起している表現にこだわっています。また、曲がりのある個性的な樹を使用するなどして、リアリティ のある表現を追求しています。

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写真(上)のセットは、“決まりセット”と呼ばれています。主に清盛の主殿「清盛の館」で用いられ、その父である「忠盛の館」でも少し形を変えて登場しています。穴の掘れないスタジオ内で、如何に地面から自然に生えたように見せるかが腕の見せ所です。
写真(下)のセットは、番組の初期に放送された海辺近くの宿営地です。シャリンバイやマツなど塩害に強い植物を探し出し、大量の砂を持ち込んで臨場感のあるセットに仕上げました。 その他、比叡山へ向かう山道のセットでは、実際には距離が殆どないスペースに、樹の太さを徐々に変えることでパースの効いた遠近感を演出しています。

グリーン・ワイズは、このような工夫を積み重ねて番組作りの一端を担ってきました。NHKの番組をご覧の皆さんには、ドラマと共に背景の植栽や庭にも関心を寄せて頂けると幸いです。

◎放送時間
日曜日 〈総合〉午後6時~ 〈BSプレミアム〉午後6時~
再放送 土曜日〈総合〉午後1時5分~
◎NHKホームページ http://www.nhk.or.jp/