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本社屋上庭園が国内初のSITES®認証を取得

—–ニュース—–
2018年1月11日、グリーン・ワイズは、本社屋上庭園にて、米国に本部を置くGBCI®(Green Business Certification Inc.)が認証機関となっている環境認証「SITES®(The Sustainable SITES Initiatives)サイツ※」を、国内で初めて取得しました。ランクはゴールド評価となりました。

—–※SITES®認証(サイツ認証)とは—–
正式名称 The Sustainable SITES Initiative®(SITES認証)。
米国ランドスケープ協会、テキサス大学オースティン校が抱える自然保護施設である The Lady Bird Johnson ワイルドフラワー センター、そして国立アメリカ植物庭園の共同研究により開発された、ランドスケープに対する環境認証ガイドラインとなります。
ランドスケープに関わる要素である土壌、水資源の利用、植栽選びから、舗装に使われる材料までを項目分けし、設計・施工段階から環境への負荷を低減する取組を評価したガイドラインとなっており、先に述べた要素のみならず、最終的にはそのランドスケープが、周辺環境にどのような影響や循環をもたらすか、そしてその利用者にどのように活用され、心身の健康に寄与するか、までを総合的に評価しています。評価項目は9のセクションに分かれており、それぞれに必須項目、オプション項目があり、オプション項目での加点ポイント数に応じてプラチナ、ゴールド、シルバーのランク付けがなされます。

—–評価されたポイント—–
もともとコンクリート舗装面だった3F部分と、グラス類が植えられていたが活用がほとんどなされていなかった2F部分が、見る者を楽しませ、社員や訪問者がくつろげる場所となったこと、緑化されたことでゲリラ豪雨時にも雨水を浸透させ、保持する力を有する場所となったことやヒートアイランド対策につながる機能をもつ緑化であること等、多くの加点ポイントを得られたことに加え、今回の屋上庭園で特に評価されたポイントが2つあります。それは、グリーン・ワイズのIPM(総合的病害虫管理)手法をとった管理体制と観測データの活用方法です。

1点目のIPM(総合的病害虫管理)は、文字通り、総合的に様々な防除対策を組み合わせて行い、薬剤偏重による環境への悪影響を低減し、より効果的な防除を目的とした緑地管理の手法ですが、薬剤に頼らないことからも植栽に関する深い知識と経験が必要となります。グリーン・ワイズでは、数名の専門家を監督とした社内でのIPM研修を定期的に実施しており、環境への配慮を前提とした緑地管理の体制が築かれています。

また、2点目の観測データの活用方法とは、降雨量、地表温度、地中温度、湿度、風速、排水流量、タイムラプスによる定点生長観測など、自然の様々な影響をモニタリングし、屋上庭園での環境変化を数値情報として集積しています。集積したデータは、植物が成長する最適環境の分析に活用し、今後の気候変動に備えています。灌水は、雨水を貯留し、中水利用しますが、極力灌水せずに生育可能な環境要件を、測定結果や植物生長遷移の様子によって総合的に判断し、最適な管理方法、植生条件を見出していきます。

—–グリーン・ワイズの提供できる価値—–
建物の環境への配慮が当たり前となる今、グリーン・ワイズでは、屋外の緑地管理においても、エネルギーや水資源の使用削減、ゲリラ豪雨や水不足等の気候変動がもたらす環境変化への対策、生き物の多様性促進など、自然が持つ本来の力を引き出すグリーンインフラに関わる技術が注目を集めることを見据え、まずは自社の屋上庭園で実践をしながら、環境に配慮された美しいランドスケープの普及に取り組んでいます。

自然との共生と循環する社会を目指すグリーン・ワイズとして、今回本社にてSITES®認証取得に取り組みゴールド評価を取得したことは、緑地の維持管理においてもIPM(総合的病害虫管理)手法や雨水潅水の利用等を用いて自然の力を活かした、コスト面にも配慮された環境を築くノウハウの蓄積につながっており、我々がお客様に提供する価値が世界に通用するものであることを示す第一歩となりました。

グリーン・ワイズが得意とする環境目線での緑地作りが今後のランドスケープの基準となるよう、これからも100年先の地球環境を視野にいれた取組を続けていきます。